岩木賞創設について / IWAKI Award

岩木賞創設趣意

イオン注入法や表面改質にかかる数々の技術を残された故岩木正哉博士のご業績を讃え、当該分野の研究者、技術者、企業に対し一層の発展とイノベーション創出を願う奨励活動を行うべく、「岩木賞」創設を提案するものであります。

「岩木賞」は、トライボコーティング技術研究会、特定非営利活動法人精密科学技術ネットワーク(NPO PEN)のご協力により「岩木トライボコーティングネットワークアワード」として2008年6月に創設され、2009年2月27日に第1回岩木賞が贈呈されるに至りました。

2011年度からは一般社団法人未来生産システム学協会が継承し表彰しています。
2016年度までに計9回の贈呈が行われるに至っています。

贈呈の対象は表面加工、表面改質、表面分析、トライボロジー、コーティングに関わる研究・開発・技術・支援・交流・事業化などで著しい成果、業績(製品、サービス、学会発表や特許申請/登録されたものを含む)を上げた個人、法人、団体で、表彰対象は受賞業績が公表できること、NPSに参加できること、と定められました。

例年、大賞、優秀賞、特別賞、奨励賞、国際賞、事業賞の申請を受け付けています。

さらに2017年度より、大賞、優秀賞、特別賞、奨励賞の評価尺度と、事業賞、国際賞の評価尺度のいずれの面でも極めて顕著な業績が認められる、国内外を問わない個人、法人、もしくは団体を対象として贈呈する「功績賞」(仮称)が新設されました。

表彰資金ならびに業績応募を受け付けておりますので、是非お寄せ頂きたくお願い申し上げる次第です。詳しくは、トライボコーティング技術研究会ならびにNPSのHPをご覧下されば幸いです。

IWAKIST COMMITTEE 有志
E-mail: adsc@e-shg.net


第10回 岩木賞贈呈 NEW!

2018年2月23日(金)、第10回岩木賞贈呈式が盛大に執り行われました。本贈呈式では、大塚電子㈱が業績名「反射分光干渉法を用いた三次元形状体へのコーティング厚みの非破壊測定」で優秀賞を、グウェン ボロレ氏(アントンパール・ジャパン)とオーストリアのAnton Paar社が業績名「PVDコーティング膜の品質管理法の確立と普及」によって、岩木賞初となる法人・個人同時受賞での事業賞を、さらに中村修二氏(ノーベル物理学賞受賞、カリフォルニア大学サンタバーバラ校 教授)と米国Soraa社が共同で業績名「人体に優しい、紫色LEDを使った、太陽光に近い白色LEDの開発と実用化」により、同じく岩木賞初となる国際賞・事業賞の同時受賞に輝きました。


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第10回岩木賞 全受賞者


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第10回岩木賞受賞 中村修二先生


■岩木賞(大賞他)申請様式1
■岩木賞(事業賞他)申請様式2

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